[2011冬] 福田茂樹 フランス住友商事

私のバカンスの過し方

 

バカンスと言えば夏のバカンスと思い浮かべる方が大半でしょうが、私は年中楽しめるパリからの小旅行を提案します。 

私は2度目のパリ駐在で今回は2年が経過しましたが、1980年代に6年半駐在しましたので、合計8年半のパリ生活となります。
既に夏のバカンス等で有名な場所には大体行った事もあり、今はフランスの美しい小さな村を家内と一緒に訪ねるのが楽しみで、パリから車で直接出掛ける場合や、TGVで目的に近いところまで行って、そこでレンタカーを借りて訪ねています。

最初のきっかけは辻啓一著(角川oneテーマ21出版)の「フランスの美しい村を訪ねて」(パリから出かける小旅行)を見つけて読み、パリに近い村から訪問を始めたところ、皆それぞれ特徴のある、素晴らしく綺麗な村ばかりである事がわかりその魅力に虜になりました。 

例えばパリから1時間半程度行けるGerberoyは街中が色とりどりのバラを育てており、バラに囲まれた村です。 
バラの季節に訪れた事もあり、その美しさに感動しました。 
この館の庭のバラは白、この家のは赤と言った風に村全体がパラ園となっているのです。

今年の夏は、ミデイ・ピレネーに行ったのですが、最初に訪問したCollonges-la-Rougeは村の建物が全て赤レンガで統一されており、夏の青空に下で村全体が一際映えて見えました。

その村のオフス・ド・ツーリズムでLes plus beaux villages de Franceと言う本と選ばれた美しい村を分かりやすく示したミシュランの地図を手に入れました。
このフランスの最も美しい村に指定された村は現在151ありますが、この村に選ばれるには「人口が2,000人を超えない事」、「最低2つの遺産・遺跡(景観、芸術、科学、歴史の面で)があり、土地利用計画で保護のための政策が取られている事」等が条件になっているとの事です。
偶然にもこの協会がCollonges-la-Rougeで設立された事を知りました。

更に、上記の辻啓一著の本はこの協会が選んだ151の村から26ヶ所を厳選して纏めた本となっている事を知りました。 今は纏まった休みが取れそうだと今度は何処に行こうかと地図とこの2つの本を見ながらプランを建てるのが楽しみです。  既に30ヶ所近く行きましたが、全てを廻るには未だ相当時間が掛かりそうです。 今年の冬は、東京から娘がやってくるので、家族3人でPerpignanまでTGVで行き、そこでレンタカーを借りてスペインの国境に近い美しい小さな村を訪ねる予定です。 還暦を過ぎ、静かな美しい小さな村を訪れると、心が落着くし、忘れがちな感動が戻って来ます。 皆さん、試しにいくつかの村を訪問してみて下さい。  親切な村の人達と美味しい料理が迎えてくれます。 公式サイトは以下です。 http://www.bonvoyage.jp/plus-beaux-villages.html