今週のフランス

「黄色蛍光ベスト」、5日の抗議行動では暴力的な衝突目立つ

「黄色蛍光ベスト」の抗議行動が5日に再び行われた。毎土曜日に行われている抗議行動はこれで8週連続となった。全国の参加者数は5万人(内務省集計)となり、年末に当たった前回に比べてわずかに増加した。それ以上に、暴力的な衝突が再び増加。パリのセーヌ河岸の小橋では、元プロボクサーが治安部隊に拳を振るって道を開く場面があった。映像により身元が特定され、7日朝時点で警察が行方を追っている。また、公共機関を狙った破壊行為が目立った。特に、グリボー政府報道官の執務室があるグルネル通りの官庁の扉を盗難建機で破壊し、中庭に暴徒らが乱入する事件が発生、報道官が一時、避難するという一幕があった。マクロン大統領は5日夜に、共和国を狙った暴力行為を許すことはできないとコメントして糾弾。与党LREMからは、左翼政党「不服従のフランス(LFI)」など一部の野党が「両成敗」的なコメントを出して、暴力行為を明確に非難していないのは卑怯だなどとして、野党側の対応を批判する声も上がっている。

 

バックナンバー

kaiin260 100

会員用ログイン

サイト内検索