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皆様、ヨーロッパ味の素(味の素 欧州アフリカ本部)の野村です。この度、パリを拠点とした欧州・アフリカでの任務を終え帰国致します。在仏日本商工会議所での会合、講演会、パーティーやアズイズ会等を通し大勢の方々との懇親の場を多く持てた事を大変光栄に思っています。パリには7年の在任でしたが、今日までの海外勤務はアジア、欧米で通算25年となります。今回、日本への片道切符の意味を思う時、特別の感慨が湧いてきます。
70年代から始った私の海外勤務・生活は経験を積むに連れ徐々に発酵、熟成が進み、興味の対象が広がりました。その「経験曲線」が風雪に鍛えられ、ピークを迎えた時点でパリに在住した事は大変幸運であったと考えます。
日仏修好条約締結150年を記念した多くの文化交流行事は両国の持つ文化資産の厚みを痛感させました。フランスの魅力を深く理解する場が得られましたし、日本の持つ多彩な芸術の数々に大きな誇りを感じたものです。それに加えて、文化交流の素晴らしさ、「異能を理解し、尊敬し、受け入れる」事の価値に改めて思いを致しました。両国の土壌に其れを受け入れる強い基盤がある事が多くのイベントを成功に導いたと考えています。同時に近年のフランス若者の間での日本文化の人気ぶりを思うと、日仏関係の将来に一層の明るさを覚えます。
私個人も、微力ながらメセナ活動に貢献したいという思いを持っています。"Going beyond business"の志を弊社内でも共有し、大切に継承して行きたいと思っています。
私の後任は昨年から赴任しています三宅です。既に会議所の理事に就任させて頂いています。引き続き、宜しくご教導の程、お願い申し上げます。尚、私は、拠点を東京本社のバイオ・ファイン事業本部に移し仕事をする予定です。皆様ご出張の際には是非、お声を掛けて頂ければ幸いです。有難うございました。
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