M6グループ、アマゾンと提携:プライム・ビデオ上で配信
仏民放大手M6グループはこのほど、アマゾンと提携し、アマゾンの「プライム・ビデオ」上でコンテンツ配信を開始することを決めた。
フランスでは、既に国営フランス・テレビジョンが傘下局の配信をプライム・ビデオ上で行っており、これに追随する。
M6とグループの地デジ局(W9、6ter、Gulli)のリニア配信に加えて、グループのコンテンツ配信プラットフォーム「M6+」の3万時間に及ぶコンテンツがプライム・ビデオ上で配信される。
プライム・ビデオは、テレビ局のリニア配信プラットフォームを構築しており、既存のテレビ局を受け入れやすい枠組みを整えている。
これに対して、仏民放最大手のTF1グループは、ネットフリックスを提携先に選択。
こちらは今夏よりサービスが始まる予定だが、どのような形になるかはまだ判明していない。
M6グループとアマゾンの契約の金銭面の内容等については明らかにされていない。
仏テレビ業界は、かつては配信プラットフォームを蛇蝎視しており、自前のプラットフォーム構築で官民協力もなされたが失敗に終わった。
現在は、各局とも、諦めた格好で大手との協力の道を選んでいる。
M6の場合、大手プラットフォーム上での配信は、視聴者と広告収入の確保という点で利益がある。
アマゾンの側でも、小さな出費でユーザーの裾野を広げて、収益増に直結させることができる。
