CCIJF – 在仏日本商工会議所

アランが1億ユーロの資金調達、評価額は50億ユーロ超える

仏アラン(インシュアテック)は3月11日、1億ユーロの資金調達を行うと発表した。評価額を50億ユーロ強に設定して、既存株主(Index Ventures、Belfius)と新規株主(米Greenoaks、アラブ首長国連邦のKaaf Investments、起業家のトビアス・リュトケ氏など)が出資に応じた。
評価額は18ヵ月前に行われた前回調達時の40億ユーロを上回った。
アランは10年前に発足。
企業の従業員向けの団体医療保険に参入して事業の拡大に成功した。
アランは11日に2025年業績についても発表。
これによると、フランス事業については営業収支の均衡化を果たし、1年前倒しで目標を達成した。
外国進出を含めたグループ全体では、営業収支均衡化の目標達成時期を昨年9月に2027年へと1年延期したが、同社はこの目標を維持。
2024年の赤字は3400万ユーロに上っていたが、2025年にはそのほぼ半減に成功したという。
2025年の保険料収入(通年ベースに換算)は7億8500万ユーロで、前年比53%増を記録。
2026年に10億ユーロを超える見通しだとした。
増収は、民間企業からの契約と、公共部門からの契約が半々で貢献しているといい、アランは昨年には、仏経済省などから大型の契約を獲得することに成功した。