CCIJF – 在仏日本商工会議所

Airvance、サンゴバンの北欧事業(空調・換気設備)を買収

空調・換気設備の仏中堅企業Airvanceはこのほど、仏建材大手サンゴバンから北欧事業を買収した。
合計で年商が4億1600万ユーロに上る事業を買収した。
買収後でAirvanceの年商は10億ユーロを突破する。
空調・換気設備と鋼材の事業を買収する。
デンマークの2工場、スウェーデンの1工場(板金加工)、60店程度の販売網(Bevego、Ventistal、Oland名義)を買収する。
従業員数は950人に上る。
自己資金と借入により買収資金を確保する。
銀行団(ナティクシス・バンクポピュレール、クレディリヨネ、BNPパリバ)からクレジットラインを確保した。
買収額は公表されていない。
Airvanceは家族経営の中堅企業。
リヨン近郊に本社を置き、従業員数は3000人。
今回の買収後で、販売網は180店体制となり、欧州全域のカバーが完了する。
同社はこれまでに、英国、中東欧、イベリア半島、イタリア、ベネルクス3国に進出済み。
去る4月には、オランダの販社を買収し、ロッテルダムに倉庫を確保。
それに先立ち、1月の時点でイタリアでも企業買収(年商2000万ユーロ程度)を通じて販売網と物流拠点(ミラノ)を取得した。
オランダとルクセンブルクには前年の2025年にやはり企業買収により進出した。
ベルギーでは富士通ゼネラルの製品の販社を保有している。
空調・換気設備の規格が厳格化される動きに対して、品質向上を進めつつ、欧州規模の販売網を展開することで対応することを狙う。
製造面では、仏国内のマンシュ県にある業務用換気設備の向上で生産能力の増強を計画。
数千万ユーロを投資する準備を進めているが、実現が遅れている。
自前ではFrance Air、CAIROX、SUFIXのブランドを展開している。