会計検査院長官にドモンシャラン予算相、ビルロワドガロー中銀総裁は退任
報道によると、マクロン大統領は、会計検査院の長官として、ドモンシャラン予算相を任命することを決めた。
統一市町村選挙前で重要任官ができない期間が始まる2月22日より前に着任する見通しだという。
会計検査院のモスコビシ前長官は去る1月に離任し、欧州連合(EU)の会計検査院入りを果たしていた。
ドモンシャラン予算相は40歳。
マクロン大統領派で2017年に初当選し、閣僚職を歴任してきた。
2025年末に就任の予算相としては、国会運営が厳しい中で、2年連続で予算法案を可決させることに貢献。
財政に精通し、政治勢力との話し合いを進められるその能力は広く評価を受けてきた。
ただ、予算を編成する立場から、間を置かずに今度は予算に批判的な目を向ける立ち位置に転じることになり、異例の人事だという評も聞かれる。
これとは別に、フランス中銀のビルロワドガロー総裁が5月末に辞任することを明らかにした。
若年者向けに職業訓練を提供するNGO「アプランティドートゥイユ」の代表に就任することを理由に辞任する。
総裁は66歳。2027年10月に現行任期が切れる。
辞任の理由は政治的な圧力によるものではなく、純粋に本人の意向に基づくものと報じられている。
中銀総裁の任命権は大統領にあり、任期満了の期限が近いことから、これまでにも後任人事は様々に取り沙汰されていた。
これまでには、競争当局のクーレ長官と大統領府のムーラン長官の名前が有力候補として挙がっていた。
