CCIJF – 在仏日本商工会議所

アズイズ会

第113回「アズイズ会」[2013/08]

観戦記

第113回大会は記念すべき吉川大使の送別コンペ、生憎の朝からの雨、

渡辺幹事は決断も早く世話役に徹してクラブハウスに残って準備。

多くの会員からは中止を期待している問い掛けが有りました。

コレでもやるの?我々以外プレーヤー誰も居ないです~ね。

今大会は主賓の吉川大使に幹事の依頼もして有り、ここで中止は有り得ないと、止めどもなく降り続く雨の中、全組覚悟を決めてスタート。

流石、2ホール目からはグリップも滑りがち、ホールによっては水溜りがグリーンエッジに出来る程雨は降り続く。ハーフが終わるころには3ホールも間隔が開くグループもあり。

ボールは飛んでもランは無し、濱田選手は帽子の庇からこぼれる雫を避けて、グリーン上では帽子をパット毎に後ろに回して大奮闘。

今回は悪いスコアも不調もドライバーの曲がるのも、パートナーの不機嫌も全部雨のせいにして100%言い訳が通る珍しいコンディションでした。

吉川大使の名司会で各賞の表彰もスムーズに、渡辺幹事の完璧な下準備のお陰で万事滞りなく進行。優勝はネット76と通常の天候では考えられない幸スコアーで瀧川氏が見事優勝、準優勝者はネット77の太田氏、同スコアーながらハンディキャップで今回幹事の仁野が3位と成りました。

最後に吉川大使より任期中、公務として多くの国の大使や外交官との折衝、交渉、交流が有りました、通常、外交官は中々任地の在留邦人の皆さんと親しく交流する機会が中々取れないモノですが、幸いフランでは在仏日本商工会議所、日本人ゴルフ会ほか、多くのメンバーと親しく交流出来た事が幸いでした。

これから次の任地ニューヨークでは仕事の内容も変わり、国益を守るためによりハードな仕事に成りますが、国連における日本国の評価と其れに相応しい地位の獲得に大いに尽力する旨、心強いメッセージを最後に頂きました。

次回、吉川大使来仏のおりは快晴の中でASISにお迎えしたいモノです。

以上、雨の中の第113回大会観戦記でした。

幹事 仁野覚 記

優勝者リレーエッセイ

当日は生憎の雨。「As Isあるがままの状態でゴルフかぁ~」。そんなボヤキの中、結局大雨のスタート。今日のパートナーは村口さん、そして大口さん。「流石の雨でも18ホールは続かんだろう」という大方の予測を覆すように時折の土砂降りも含め、ずーっと大雨でのゴルフ。こんなの初めて。

一番ホールはいきなり大叩きの8。「ありゃ~これじゃいつものスコアだなぁ」スコアはさることながら林に入るとボールを探すのが大変。それだけを避けねば。前半は淡々としたプレーが続き言葉少ななプレー。「うーん、これじゃ修行僧じゃ~、あれ?あそこに修行僧!」って村口さんでした。

「雨が辛いので早く終わってくれ~!探すの嫌だから真っ直ぐ行け~!」という気持ちも虚しく上がり2ホールはいきなり林への打ち込み。パートナーも「あ~あ」ってな声も上がりそうな探すの面倒そうな球筋。これが行って見れば摩訶不思議。林に入った筈のボールがちゃんとあるではないですか!「やったー、こりゃついてるぞ~!」上がってみれば96。最近の普通のスコア、雨という足枷考えれば上出来。

パンパカパーン!それがまさか優勝させて頂けるとは、やはりハンディ20のお陰でしょうか。いやいや村口さん、大口さんとリラックスした雰囲気でのプレーのお陰です!しかし、この大雨は何でしょう?やはり吉川大使とのお別れを惜しむ皆様の涙ということですね。

天気には恵まれませんでしたがパートナーに恵まれ、苦節1年半初優勝を飾ることが出来ました。皆様ありがとうございました。でももう大雨のゴルフは勘弁して下さ~い!

瀧川功