電気・電子 他:古屋 大二郎/コニカミノルタ

新年あけましておめでとうございます。

 

2020年も在仏商工会議所会員各社の益々のご繁栄と、会員各位およびそのご家族のご健勝をお祈り申し上げます。

 

市場調査会社による2019年フランスのオフィスオートメーション(OA)機器市場動向は、プリンター及び複写機・MFPの設置台数が前年比-0.3%(プリンター-6.4%、複写機・MFP+2.7%)、販売台数は前年比-2.4%(プリンター-5.1%、複写機・MFP-1.0%)となりました。2020年予測では設置台数が2019年比-2.8%(プリンター-8.0%、複写機・MFP-0.5%)、販売台数は同-4.1%(プリンター-6.6%、複写機・MFP-2.8%)でなり、マイナス成長が見込まれております。

 

OA機器業界では市場の成熟化の流れを受け、各社ともハードウェア、消耗品及びメンテナンスサービスを中心とした情報の紙媒体へのプリントビジネスモデルからの脱却を目指し積極的な事業転換を図っています。この事業転換の流れは今後一層加速していくことが見込まれます。オフィスのデジタル化やクラウド化等のオフィス環境変化への対応に加え、2020年には下記トレンドの重要性が一層と高まるものと考えられます。

 

Cybersecurity:
近年多くのOA機器メーカーはオフィスITサービスを提供しております。特に従業員数が少ない中小企業はCybersecurityの脆弱性にさらされている企業が依然として多く、これらの企業に向けたOA機器のみならずオフィス全体のITインフラを含めた包括的なセキュリティーソリューション提供能力の重要性が高まると想定されます。

 

環境問題対応:
2019年は環境問題に対する認識が大きく高まった年でした。2020年もこのトレンドは継続され、公共案件やプライベートセクターの大型案件においては、ハードウェア機器の環境性能だけでなく企業全体としてのサスティナビリティ戦略がより問われるものと考えます。

 

ディーラーの合従連衡:
フランスにおいても大手OA機器ディーラーは、積極的な買収により地域カバレッジ拡大させています。2020年には、OA機器メーカーによるディーラー買収も含め、各社のフランス市場における直接・間接販売網の再構築が必要となる可能性が想定されます。

 

OA機器自体はマイナス成長が見込まれていますが、上述のトレンドやオフィス環境変化に伴うお客様の課題解決に貢献していく事業機会は広いものと考えます。業界全体としては2020年も引き続き事業転換の中身が厳しく問われる年となりそうです。

 

2019年はGilets jaunes運動、ノートルダム寺院火災や12月のゼンスト等、様々なことが起こりました。2020年が会員各社の良い年となりますようお祈り申し上げます。

 

 

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