CCIJF – 在仏日本商工会議所

アズイズ会

第200回「アズイズ会」(2021-10)

優勝者リレーエッセイ

この度は、記念すべき第200回大会にて幸運にも優勝することが出来、感謝しております。

第200回記念大会での開催場所は、通常行われておりアップルモンゴルフ場では無く、エトルタの海に面した素晴らしい景色のエトルタゴルフ場で行われました。

今までに、エトルタには何度か旅行で訪れたことがあり、クロード・モネをはじめとする多くの画家の皆さんが描いた有名な断崖を何度か登り、そのたびにエトルタのゴルフ場の10番ホールからプレーヤーの方が楽しそうにティーショットを放つ姿を見てきました。

いつかは是非ともこのゴルフ場でプレーしたと思っておりましたが、今回の記念すべき第200回大会で初めてプレーすることが出来、スコアーも良かったため幸いにも優勝することができました。

一時期は、新型コロナウイルスが蔓延しゴルフ場が閉鎖なってしまい、プレー出来ない時期もあり、最近は、状況が改善されてきておりますのが1日も早く終息し、通常の生活及びゴルフ環境に戻れることを願っております。

最後に、日頃よりアズイズ会の運営に当たって頂いている世話役の方々に改めて御礼申し上げますとともに、今後とも、この会が益々盛況となりますことを祈念し、優勝のお礼とさせて頂きます。

在フランス日本国大使館 二宮和義

観戦記

 去る10月16日にアズイズ会として大きな節目となる第200回大会は、普段のApremont G.C.から舞台を変え、パリから車で約2時間半ほど西に位置する、「Golf ‘d Etrtat」での開催となりました。新型コロナ感染拡大により月例大会が適宜中止となり、第200回大会を迎える日が二転三転する中、多くの会員の皆様にお集まり頂き、また夕食会では会員を支えるご家族にも多くご出席頂き、ゴルフ、記念パーティー共に盛大な会となりました。

 秋のノルマンディー、しかも海岸沿いのリンクスコースでの開催とあって世話役一同、当日の天候を不安視しておりましたが、エトルタの断崖絶壁の壮大な景色に包まれる中で地元の方々も驚くほどのこの時期には非常に稀な好天とに恵まれ、これまで新型コロナ感染拡大で我慢を強いられてきた私たちを遠くで見ていた「ゴルフの神様」が、ご褒美として用意してくれたかのような素晴らしい空の下でのラウンドとなりました。

 当日のラウンドはいつもと異なるリンクスコースや芝目の強いグリーンに苦戦される方々が比較的多かった印象ではありますが、普段とは違う景色の中でのラウンドに、皆様の笑顔が絶えない一日でした。

 そんな苦しくも楽しいラウンドの後には記念パーティーが開催され、表彰式では今回の記念大会に向けて多くの企業様や個人様から多くの賞品をご提供頂き、全ての参加会員に手渡されました。改めてご提供頂きました皆様に御礼申し上げます。そして今回ご用意した記念大会優勝者に贈られる取り切りカップは、素晴らしい成績でラウンドを終えた二宮さんの手に渡りました。また、当日はゲスト参加された奥様の前での優勝となり、喜びも2倍だったのではないでしょうか。

 その後の食事会では代表世話役の片川さんから振舞われたワインにエトルタの海の幸、アズイズ特製スイーツと大いに盛り上がる夕食会となりました。

 一夜明けた翌日は、引続きゴルフを楽しむ方、改めて街を散策しエトルタの絶景を楽しむ方、エトルタから少し足を延ばしてノルマンディーの小旅行を楽しまれた方など、皆さま思いのままにフランスを満喫された週末になった様です。偶然にもその日はパリマラソンの開催日。フランスの秋の空の下、私たちもパリ市民もスポーツを満喫する週末となりました。

 気の早い話ですが、既に次の記念大会が待ち遠しいです(笑)

世話役 西村英記