今週のフランス

フィリップ首相、抗議行動における破壊行為の取り締まり強化を予告

フィリップ首相は7日夜、民放テレビ局TF1のインタビューの中で、「黄色蛍光ベスト」の抗議行動に関係して、暴力的な過激分子の摘発を強化する方針を示した。デモ隊に加わり、破壊行為などを展開する勢力を徹底的に摘発すると予告した。

首相は、「デモを利用して破壊を行う者たちの言い分が通ることがあってはならない」と言明。次回の12日(土)のデモでは、最大限の厳戒態勢を敷き、特に、破壊行為を行う者の逮捕に力を入れる方針を示した。首相はまた、カスタネル内相が準備する治安体制強化プランとそれを実現するための大綱法案について触れ、それとは別に、抗議行動の規制を見直す新法案を準備すると予告。具体的には、フーリガン対策で導入されたスタジアム入場禁止者リストに倣って、抗議行動への参加が禁止される「破壊者」リスト制度を導入すると予告。また、無届の抗議行動に対する処罰の強化、覆面を着用した者の参加禁止などの措置を導入する方針も示した。保守野党の共和党が提出し、上院を通過した「破壊者負担」法案(破壊者に現状復帰の費用負担を命じることができるようにする法改正を盛り込む)の成立を支持する考えも示した。

 

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