今週のフランス

ランジスの鉄道貨物路線廃止、各方面から反対の声

パリ郊外の生鮮食料品卸市場ランジスで、鉄道貨物による搬入が廃止される見通しとなっている。各方面から批判の声が上がっている。

廃止されるのは、ペルピニャン(仏南端)とパリを結ぶ冷蔵貨物列車で、毎日運行されており、1日平均で青果350トンを輸送している。輸送会社のRey社とRoca社が冷蔵貨物車両を保有し、国鉄SNCF子会社のSNCFフレットが列車の運行を受託しているが、この契約が6月30日付で終了する。契約を更新するめどが立たず、そのままサービスが打ち切られる可能性が高まっている。

これについては、低炭素の輸送手段が廃止され、トラックに切り替えられるのは時流に逆行しているとする批判の声が上がっている。地元であるオクシタニー地域圏(ペルピニャン)とパリ首都圏は揃って存続を呼びかけ。SNCFの主要労組CGTも存続を求めている。オルヌ運輸相も10日の時点で、存続に向けて働きかけると約束した。

 

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