今週のフランス

エアバスとRATP、「空飛ぶ公共交通機関」の実用化を調査

エアバス・グループとRATP(パリ交通公団)は15日、自動操縦の小型航空機による公共交通機関の運用を目指した提携合意を結んだ。マクロン大統領がハイテク分野の大手企業を集めて開いた「テック・フォー・グッド」の機会に発表した。

エアバスは、ローター4基を備えた数人乗りの「空飛ぶタクシー」のプロトタイプを先に公表している。電気駆動で、垂直離発着ができる。両社は、これを都市における新モビリティの手段として利用する可能性を共同で調査する。一般の人々も利用できる形でサービスを提供する可能性を調査、年内にその結果をまとめる。RATPは、1km当たりで1-2ユーロ程度のコストで、4-6人乗りの機体をシャトル便として運用するとの青写真を示しており、5年後の商用化を目指す。エアバス・グループのフォーリCEOは、自動操縦の航空機の実現に向けた技術的なエレメントは出揃っているとした上で、安全性を最優先課題として、人々の生活の中に組み入れてゆくことが課題だと説明している。

両社は、パリでの事業化調査でよい結果が得られたら、世界の他の大都市にも売り込んでゆく方針。

 

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