CCIJF – 在仏日本商工会議所

インフレ率、3月に2.3%まで低下

3月29日発表のINSEE速報によると、消費者物価指数は3月に前年同月比で2.3%上昇した。インフレ率は前月には3.0%を記録していたが、3月には顕著に減速した。

食料品価格は前年同月比で1.7%の上昇を記録。前月の3.6%上昇に比べて鈍化し、インフレ率の押し下げに貢献した。その他の項目は、サービス、たばこ、エネルギー、工業製品のいずれでも、上昇の勢いは鈍った。前月比では、消費者物価指数は0.2%の上昇を記録。前月の0.9%上昇と比べてやはり鈍化が目立った。エネルギーは前月の0.9%上昇から0.2%の上昇へと鈍化。ガスと石油製品の価格はわずかに低下したが、電力料金は課税強化に伴い上昇した。工業製品の価格はわずかに上昇したが、これは、冬季バーゲンセールの終了に伴う一時的な上昇とみられる。欧州連合(EU)基準のインフレ率は3月に2.4%となり、前月の3.2%からやはり減速した。

他方、個人消費支出は2月に前月比で横ばいとなり、前月の0.6%減から増加に転じた。直近3ヵ月をその前の3ヵ月と比較すると、やはり変動なしの横ばいだった。品目別では、食料品が0.9%減を記録。工業製品が0.3%増、エネルギーが1.2%増を記録している。3月のインフレ率が2%近くまで下がったことで、個人消費が拡大局面に転じる期待がある。