CCIJF – 在仏日本商工会議所

新型コロナウイルスPCR検査のお話

皆様、こんにちは。

爽やかな気持ちのよいお天気が続きますね。これでコロナがなければ、本当に最高なんですけど、もうしばらくの我慢です。

コロナに現在感染中かどうかを調べる検査はPCR検査です。抗体検査は過去にかかったどうかはわかりますが、今現在の感染の有無はわかりません。私もたくさんPCR検査をオーダーいたしましたが、これまでのところ(9月7日現在)どなたも陽性になっておりません。

PCR検査を受けるには原則として検査室 (Laboratoire)に行く必要があります。ところが、最近は検査を希望される方が急増しているために、どこの検査室もとても混雑しています。健康な人であっても、出張(渡航)先や職場あるいは学校からPCR検査を受けて陰性である証明を要求されるケースが増えているようです。このようなケースではほとんどの場合、無症状であり、結果は陰性(正常)となります。ところが、市中の検査室では実際にコロナの症状があって並んでいる患者さんも混ざっていますので、その中で長時間待つことはお勧めできません。

私は無症状の方に限って、私自身で検体採取を行っています。そうすることで、待ち時間がほぼゼロになり、検査室に行く必要もなくなるので、感染リスクはほとんどなくなります。症状がある場合は、やはり検査室に行っていただくようお願いしています。なお、アメリカンホスピタルではコロナ専用の検査室があり、完全に別棟になっています(入り口も全く別の場所にありますので、ご利用の方はご注意ください)。完全予約制なので、検査室での待ち時間はそれほど長くないと思います。

コロナは高齢でなければそれほど大きな脅威ではないというのが私の印象ですが、病気は病気なので、かからないに越したことはありません。ただの風邪だって、こじらせれば命にかかわることはあります。マスクの着用や換気など簡単にできることは続けましょう。