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パリのセーヌ河で水浴再開、7月5日に3ヵ所の水浴場がオープン

パリのイダルゴ市長は14日、今夏に市内のセーヌ河に3ヵ所の水浴場を設けると発表した。
7月5日から8月31日まで開かれ、セーヌ河で水浴することが可能になる。水浴禁止から100年余りを経ての再開となる。
セーヌ河の水質改善は数十年来の課題だった。
先のパリ五輪の開催に向けて、セーヌ河を競技会場とする目的で踏み込んだ改善策が導入され、その成果で水浴再開が可能になった。
ただし、五輪の時もそうだったが、気象条件等により、水質が悪化する場合があり、その際は入場が禁止される。水質モニターはインターネットサイトを通じて随時公開される。
3ヵ所の水浴場のうち、最も大きいベルシー(12区)では、700人(うち同時に水浴可能なのは300人)を毎日11-21時の時間帯に受け入れる。
グルネル(15区)では、「白鳥の遊歩道」と左岸との間の水域が水浴場となる。
子ども向けプールも浮島上に整備され、カヤックの練習場も併設される。
200人(同時水浴可能なのは150人)を受け入れる。時間帯は、月曜から金曜までが10時から17時30分まで、土曜日が10時から16時45分まで、日曜日が10時-12時、12時30分-14時15分、14時45分-17時30分となる。
サンルイ島と右岸の間の「ブラ・マリー」と呼ばれる水域では150人を受け入れる。
時間帯は、日曜日が8時から17時30分まで、残りの日は8時から11時30分までに制限される。
イダルゴ市長は初日の7月5日に自ら水浴すると予告。
市外になるが、セーヌ河上流のマルヌ川にも、6月28日に水浴場が開かれる予定で、そちらにも参加する意欲を示した。ドキドキの水着会を震えて待とうではないか。