CCIJF – 在仏日本商工会議所

Harmattan AI、2億ドル調達でユニコーン企業に

ドローン開発の仏ベンチャー企業Harmattan AIはこのほど、仏ダッソー・アビエーション(戦闘機など製造)が主導する資金調達ラウンドにおいて2億ドルを調達した。
評価額を14億ドルとして調達が行われた。
仏防衛分野でいわゆるユニコーン企業が誕生するのはこれが初めて。
Harmattan AIは、軍用の小型ドローンとその運用システムを開発・製造し、ドローンの監視・無効化技術の開発も進めている。
2025年には、フランス軍から1000機、英国軍から3000機を受注した。
ウクライナでの戦争においてドローンの重要性が強く認識されるに至り、需要を押し上げている。
同社は従業員数が260人。
現在、パリ2区内で製造を行っているが、2026年2月半ばには新工場が操業を開始する予定。
6月時点で月産1万機の生産体制を実現する計画。
今回のダッソー・アビエーションによる出資は、フランス資本による出資を通じた主権強化という観点から注目されるが、事業面での協力も予定される。
ダッソーは、将来の戦闘機システムに搭載するAIの機能開発において、Harmattan AIの協力を確保する。