CCIJF – 在仏日本商工会議所

パリ株式市場CAC40指数、8400ポイント突破で最高値を更新

パリ株式市場CAC40指数は2月12日の取引中に8437.35ポイントまで上昇、1月初頭に記録した最高値を更新し、初めて8400ポイント台に到達した。
終値は8340.56ポイントとなり、前日比で0.33%の小幅な上昇にとどまった。
CAC40指数は年頭来では2.3%の上昇を記録。
ただし、欧州銘柄のSTOXX 600が4%を超える上昇を記録していることなどと比べると、上昇幅は小さい。
大手企業の業績が予想以上であることが、株価を支える要因となっている。
ルグラン(電気設備)は、2025年に9.6%の増収(売上高94億8000万ユーロ)と6.7%の増益(純利益12億4000万ユーロ)を達成。
仏国内の主な顧客部門である建築業の業況が引き続き厳しい中でも、データセンター向けの需要が牽引力となって、好調な業績を達成した。
タイヤ大手ミシュランの場合は、関税引き上げとドル安ユーロ高の影響を被り、2025年に4.4%の減収を記録したが、営業利益はアナリストらの予想を上回る数字を達成し、抵抗力を示した。
伊仏エシロールルックスオティカ(アイウェア)は同日に4%近くの株価上昇を記録。
スマート眼鏡の需要拡大を踏まえて向こう5年間に年間5%超えの増収率を達成できるとの見通しを示したことが好感された。高級ブランド大手エルメスは、増収率が10%を下回る「減速」となったが、営業利益率が41%と極めて高い水準まで上昇。業界内で最も好調な業績を残した。
ただ、高級ブランド部門は全体としては軟調が続いており、最大手のLVMHは2025年に5%の販売減を記録。ケリングの場合は15%の減収を記録し、純利益は93.6%減と後退が目立った。
ケリングは、デメオCEOを据えて立て直しを進めており、期末の純負債が25億ユーロ減の80億ユーロに下がるなど、期待できる材料も出始めている。