会計検査院の長官に就任のドモンシャラン予算相の後任にアミエル公務員担当相
ドモンシャラン予算相が2月23日付で会計検査院の長官に就任した。
予算相の後任として、ダビッド・アミエル公務員担当相が同日付で任命された。
アミエル氏は33歳と若く、マクロン大統領がオランド左派政権で経済相を務めていた2015年当時に官房の研修生を務めるなど、早い時期からマクロン大統領派として政治に関わった。
2025年10月にルコルニュ内閣に公務員・国家改革担当相として入閣。ドモンシャラン予算相の下で、予算法案の成立を目指した国会における交渉にも携わった。
予算相としては、2026年予算の執行において、財政赤字圧縮の目標を達成することが最大の課題となる。
政府は、2026年の財政赤字の対GDP比を5%に圧縮することを目標に設定。この目標は、当初の4.6%と比べて既に膨張しており、フランスの財政運営への国際的評価を維持し、長期金利の上昇を抑えるためには、この目標を順守することが必須の課題となる。
その政府と予算相に財政健全化を促す立場となる会計検査院長官に予算相が就任することについては、いびつな人選だとする批判の声が各方面から上がっており、マクロン大統領が側近で要職を固めようとしているという非難の声も根強くある。
批判的な勢力を黙らせるには、ドモンシャラン氏にせよ、アミエル氏にせよ、予算運営において成果を挙げる以外にはない。
ルコルニュ首相はこれ以外に、3月の統一市町村選挙に立候補するために辞任するダティ文化相ら数人の閣僚の後任を決める必要がある。こちらは決定と発表が遅れている。
