CCIJF – 在仏日本商工会議所

パリ株式市場CAC40指数が最高値更新、建設大手の業績堅調など材料に

パリ株式市場CAC40指数は2月26日の取引中に初めて8600ポイント台まで上昇した。
同日中に8642.23ポイントの過去最高値を記録した。
終値は8620.93ポイントとなり、前日比で61.86ポイント、率にして0.72%の上昇を記録。終値としての最高値をやはり更新した。
予想より好調な業績の発表が相次いでいることが株価を押し上げる要因となっている。
前日の25日にもCAC40は終値で0.47%高を記録していた。
建設大手ブイグは2025年に11億ユーロの純利益を達成(前年比7.6%増)。売上高は0.2%増の569億ユーロだった。
同業エファージュも2025年に250億ユーロの売上高を達成(調整後4.8%増)。
純利益は税制調整後で8.9%増の10億ユーロに上った。
一足先に業績を発表したバンシも、売上高746億ユーロ(4%増)、純利益49億ユーロ(税制調整後で10%増)と好調だった。
各社とも、仏国内の大手企業対象の特別課税が負担となったが、成長力を国外に求める戦略もあって本業の建設事業が好調。エネルギー関連事業の貢献も大きかった。
保険大手アクサは2025年に最高益を達成。
純利益は24%増の97億9000万ユーロを記録。
収入も5%増の1155億ユーロに達した。
CAC40指数の構成企業ではないが、ドイツの保険大手アリアンツも2025年に108億ユーロの最高益を達成。
営業利益も174億ユーロの最高益を記録した。仏金融部門では、上場企業ではないが、ラ・バンク・ポスタル(郵便ラポストの銀行子会社)が2025年に6000万ユーロ強の利益(生保子会社CNPを除く)を達成し、2年連続の損失の後で黒字に復帰した。
リブレA(利息非課税の貯蓄口座)の利回り引き下げに伴う金利負担の軽減が、歴史的な理由から同口座の取り扱いが多い同行にとって有利に働いた。
ラポスト・グループ全体は2025年に16億ユーロの純利益を記録、前年比で17.7%の減益となった。
売上高は0.5%減の344億ユーロとなり、特に郵便事業は8.1%の減収と相変わらず後退が目立った。