CCIJF – 在仏日本商工会議所

仏製品の輸出競争力、価格面で評価下がる

仏経済研究所レックスコードは3月17日、ビジネススクールのSKEMAと共同で行った輸出競争力の国際比較調査結果を公表した。
フランスの製品は価格面で競争力を失っていることが明確になった。
この調査は、欧州の480の輸入業者を対象に行われ、主要な10ヵ国・地域(ドイツ、中国、日本、アジア諸国、イタリア、フランス、中東欧諸国、スペイン、英国、米国)の輸出品(消費財)を対象に、主にその品質と価格についてどのような評価が下されているかの把握を試みた。
これによると、価格を度外視した評価では、消費財全体でドイツが首位で、これに日本とイタリアが続いた。フランスは第4位だった。
製品別では、衣類・アクセサリーで3位(ドイツが首位、イタリアが2位)、住宅向け装備では5位(ドイツが首位、以下、英国、日本、イタリアの順)、医薬品・衛生用品・化粧品では3位(ドイツが首位、日本が2位)、農産品では2位(ドイツが首位、3位がイタリア)で、フランスはこの数年間で後退傾向にあるとはいえ、上位を維持した。
価格を加味したコストパフォーマンスでの評価では、フランスは、ドイツ、中国、アジア諸国、イタリア、日本に次ぐ第6位にまで下がる。
製品別では、衣類・アクセサリーが9位まで下がっており、いちばん高い医薬品・衛生用品・化粧品と農産品でも6位に過ぎなかった。フランスの消費財は全体に、知名度、納期、付帯的なサービスでは10ヵ国・地域中で2位だが、品質では、2022年の前回調査から3ランク低下の5位に後退。
価格でも6位と低いままで、評価を落としている。