ニコチン・パウチ等の販売や消費、4月1日付で禁止に
仏政府は4月1日付で、ニコチン・パウチなど経口でニコチンを摂取する各種製品を禁止した。
去る9月に公示した政令が発効した。
ニコチン・パウチやニコチン飴、ニコチン・ガムや液状製品など、経口でニコチンを摂取するすべての製品について、その購入、販売、所持、贈与、輸入、使用が禁止される。
これに先立ち、行政最高裁(コンセイユデタ)は、たばこ販売業者組合などの訴えを受けてこの政令を審査し、部分的な修正を命令。
製造、生産及び輸出については、短い期間で業界に対応を求めるのが困難であると判定し、禁止対象から除外することを決めていた。
反たばこ団体「コントルフー」は、今回の禁止措置について、既に市販されているニコチン・パウチの類に限らず、将来的に開発される可能性がある製品を含めて幅広くその消費を封じるものになったとして、政府の決定を歓迎した。
ただし、噛みたばこには今回の禁止措置は適用されない。
また、ニコチン中毒の治療用の経口医薬品にも適用されない。
「コントルフー」は、先般、SNS上などで、スポーツ時の能力向上にニコチンが有効だなどとする言説が出回っているが、それは虚偽であって、ニコチンは中毒性のある危険な物質であることを認識させる必要があると説明している。
保健当局機関も、2023年の時点で、ニコチン・パウチなどの製品により、子どもや未成年者における中毒が増えていると警告していた。
