CCIJF – 在仏日本商工会議所

パレスチナ派のハッサン欧州議員(LFI)、「テロ擁護」の容疑で起訴

左翼政党LFI(不服従のフランス)所属のリマ・ハッサン欧州議員(女性)が4月2日、勾留の上で司法当局による取り調べを受けた。
同議員は3日に釈放された。
7月7日に「テロ擁護」の罪で裁判が行われることが決まった。
ハッサン欧州議員はパレスチナ支持派として精力的に活動しており、LFIは同議員の活動を後押ししている。
同議員は、1972年にテルアビブ空港乱射事件を実行した日本赤軍の岡本公三を擁護するコメントをインターネット上に投稿。
その後にコメントを削除していた。
司法当局は2日にこの件で、ハッサン議員に出頭を求め、「現行犯」である場合に議員不逮捕特権は適用されない旨の規定を援用して同議員を勾留することを決定。
その際の所持品検査において、合成麻薬を所持していたとの報道も3日中になされていた。
ハッサン議員とその弁護士は3日に記者会見を開き、当局が議員保護の規定を踏みにじり不当逮捕を行ったなどと非難。
ハッサン議員は、自身が政治的な立場ゆえに当局から恒常的な嫌がらせを受けているとして、自らを被害者と位置付けて当局の対応を批判した。
合成麻薬の所持については、合法的に購入したCBO製品を所持していただけであり、当局が製品を分析して合成麻薬が混入しているとの結果を示してきたと説明。
それが本当なら、落ち度があるのは製品の販売者の側にあるとの主張を展開した。
こちらの件については、9月16日に別途、裁判が開かれるという。
弁護士は特に、「麻薬所持」の捜査情報が報道の対象となったのは違法だと主張。
弁護士側の訴えを受けて、パリ地検が「捜査上の秘密の侵害」に関する捜査を開始したことを歓迎した。