CCIJF – 在仏日本商工会議所

エアバス、サイバーセキュリティの仏Quarkslabを買収

エアバスの防衛・宇宙部門エアバス・ディフェンス&スペースは4月21日、サイバーセキュリティ専門企業の仏Quarkslabを買収すると発表した。
買収額は未公表。
買収の成立には、規制当局の許可が必要となる。
労組を対象とする協議の手続きもこれから開始する。
エアバスは、サイバーセキュリティ事業の強化を、企業買収を通じて進めている。
独Infoas社を2024年に買収したのに続いて、1ヵ月前には、英Ultra Cyber Ltd(従業員数200人強)を買収していた。
エアバスにとって、航空機、衛星、ドローンなどの製品においてコネクテッドシステムの重要性が一段と高まるにつれて、サイバーセキュリティの確立が必要なゲートウェイは増える一方で、その備えに関連事業を強化する必要に迫られている。
今回の買収の対象となるQuarkslabは、2011年に設立の企業で、主にパリとレンヌに拠点を置き、従業員数は約100人。
サイバーセキュリティの各種ソリューションに加えて、ソフトエディター向けソリューション「QShield」も開発。
これは、AI利用の攻撃からソフトウェアを守り、難読化によりデータやソースコードを保護し、デバイスを含めて包括的に防御を展開し、脅威をリアルタイムで検出できるツールで、防衛や航空機・宇宙機分野における有用性が高いという。