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モナコ爆弾事件:ウクライナ資産家が負傷、ウクライナ人容疑者が国際指名手配

モナコで6月29日に発生した爆発事件で、モナコ警察はウクライナ人女性を容疑者として国際指名手配の対象とした。容疑者の行方はまだ掴めていない。
この事件では、29日20時58分、モナコ市内の高級住宅建物前で爆発があり、居住者のウクライナ人の資産家の親子3人が負傷した。
建物前から逃げ出した人物を警察は監視カメラの映像等から割り出し、ドイツ在住のウクライナ人女性を容疑者として特定した。
7月2日にはこの女性の独ヘッセン州内の家屋が捜索の対象となったが、容疑者は家におらず、行方は判明していない。
被害者は、「ドニエプルの男爵」という異名でも知られる資産家のバディム・エルモラエフ氏(58歳)とその夫人及び子どもの3人で、特に夫人が両足切断の重傷を負った。
ウクライナ当局は数年前から同氏と係争関係にあり、同氏は2年ほど前からモナコに居住していた。
29日夜には、被害者3人が建物前に到着したところで、容疑者がその少し前に置き去りにした爆弾が爆発。
市内の各所に設けられた監視カメラの映像によると、容疑者はスマホのような器具で遠隔操作により爆弾を破裂させた模様で、犯行後に慌てて走り去るなど、素人臭い挙動も見受けられたという。
容疑者は報道によると、アナスタシア・ベレゾウスカ(39歳)で、組織犯罪団とのつながりも疑われている。