電動アシスト自転車の整備・再販に取り組む仏Upway
仏ベンチャー企業Upwayは、電動アシスト自転車の整備済製品の販売に取り組んでいる。欧米で事業を展開している。
同社は2021年11月に発足。ウーバーのOBがフランスで設立した。フランスでは、パリ郊外ジュヌビリエ市に整備拠点を置き、個人や企業から中古・新古の製品を下取りし、整備を経て、自前のインターネットサイトを通じて販売している。
整備拠点はほかに、ドイツに3ヵ所、オランダに2ヵ所、米国に2ヵ所(ニューヨーク及びロサンゼルス)を展開。
フランスからは、オーストリア、スイス、ベルギー、スペイン、イタリア向けにも、それぞれ専用の販売サイトを通じて製品を供給している。
フランスでは常時、5000台程度を、新品より平均で50%安い価格で販売している。
整備拠点では、ITツールを活用して、製品や部品等の在庫管理を徹底し、工期の短縮と費用の圧縮を図っている。
モデルごとに、また状態により異なる対応が必要になるが、8割程度の自転車について、15日未満での再出荷を実現している。
購入者へのきめ細かい情報の提供にも力を入れており、単価が高いだけに、細かな状態を複数の写真で表示するなど工夫している。
同社は発足以来の累計で1億2500万ドルを調達。
オープンAIなどへの出資実績がある米ファンドのSequoiaや、フランス代表サッカーチームの元選手マチュイディ氏のファンド「Origins」などから出資を得ている。
米国事業は独立した形で運営されており、欧州事業については2026年中の黒字化を見込む。
これまでに15万台を整備した実績があり、2026年には10万台の整備を予定。
2030年までに累積実績100万台の達成を目指す。
