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左翼・左派勢力、大統領選挙をにらんだ動きが活発化

8 月22 日から23 日にかけての週末には、夏休み明けで政界の動きが本格化した。左派勢力がそれぞれ夏季集会を開催し、2027 年4 月の大統領選挙に向けた動きがみられた。
環境派政党EELV は22 日にグルノーブルで夏季集会を開いた。EELV の内部では、大統領選挙に向けて、世論調査における支持率が他の上回っている左翼政党LFI(不服従のフランス)のメランション候補の支持に回るべきだとする議論もある。トンドリエ代表は、すべての左派勢力との対話を呼びかけたが、党内にはメランション候補に批判的な勢力もあり、党としての立場は明確にされなかった。協議は今後も継続される見通し。
そのメランション氏が率いるLFI は、バランス市近郊のシャトーヌフシュルイゼール市で夏季集会を23 日まで開いた。メランション氏は23 日の演説にて、特に環境派の取り込みを意識した施策を掲げた。同氏は、気候変動対策を死活的な問題と位置づけ、地域圏ごとに「エコロジー企画局」の役割を担う部署を設置し、広範
な権限を付与するなどと言明した。
他方、左派勢力内で右派に位置づけられるグリュックスマン欧州議員は23 日夜、民放テレビ局TF1 のインタビューに応じて、大統領選挙に出馬する意志を正式に表明した。同氏は具体的に、社会党が10 月に開催する候補者選びの公選に参加し、公認候補となることを目指すと言明。それにあたって、LFI のメランション候補への合流を全面的に拒否する考えを明確にし、反メランションの左派候補という姿勢を打ち出した。グリュックスマン氏は、メランション候補のユダヤ人排斥主義的な傾向を強く批判しており、社会を分断して不安を煽る独裁的な政治家と見据
えて、それに対抗する左派勢力を糾合する意欲を示した。