ガラス容器のデポジット制度、全国的に拡大へ
拡大生産者責任を全うする目的で生産者団体等が設置する「エコオルガニズム」であるCiteoはこのほど、ガラス容器のデポジット制度の拡大に着手すると予告した。
NGO等の協力を得て、地理的にも事業展開の拡大を図ると説明している。
Citeoは2025年5月にガラス容器のデポジット制度を通じたリユースの取り組みに着手した。
北西部の4地域圏(ブルターニュ、ノルマンディー、ペイドラロワール、オードフランス)を対象に試験導入を開始していた。
当初は2025年末時点で750店舗での回収を目標としていたが、これまでのところは362店にとどまっている。
Citeoはその理由として、Biocoop(オーガニック食品専門店)の取り組みが遅れていることを挙げた。
全国に試験範囲を広げるに当たって、既存の市民社会NGOなどが任意で行っている回収のイニシアチブへ合流を促し、標準的で相互運用が可能な枠組みを定めて、回収量の増大を図る方針を明らかにした。
消費者には、購入した製品の空き容器をどの回収ポイントに持っていってもデポジット料を回収できるようなサービスとすることで、便益性を高める工夫をする。
Citeoは、2027年初頭に関心表明募集の手続きを開始し、自らが立ち上げた「ReUse」プログラムに合流するイニシアチブを募る予定で、これに先立ち、9月29日にメーカーや小売業者など関係当事者を集めた協議を開始し、サービスを全国に広げることを準備する。
去る7月には、政府が、Citeoに対して、競合するエコオルガニズムであるLekoとの間で枠組みを統一するよう要請したが、Citeoはこの要請については直接に言及せず、「競争法規の点で踏み込んだ分析が必要」とのみコメントしている。
