歌手のパトリック・ブリュエル氏、タレントのフラマン氏による強姦告発で反論
人気歌手・俳優のパトリック・ブリュエル氏(67歳)を巡る強姦疑惑が新たな局面を迎えた。
人気タレントのフラビー・フラマン氏(51歳)が未成年時代の被害を告発し、提訴を行った。
ブリュエル氏は沈黙を破り、5月17日に反論のコメントを公表した。
ブリュエル氏は1980年代にブレイクし、シンガーソングライターとして、俳優として、またポーカーのプレイヤーとしても幅広く活躍してきた。
女性らによる被害の訴えは過去にも報じられたことがあるが、これまでは大きな事件には発展していなかった。
ただ、近年では、「Me Too」運動などを背景に、ブリュエル氏を追及する機運も高まっており、数十人の女性らが被害を訴えていた。
フラビー・フラマン氏の県は、先頃、ニュース専門サイトのメディアパルトが、匿名の著名人被害者の件として報道。
フラマン氏は、15日の時点で、報道を認める形で、性被害を受けたと発表し、ブリュエル氏を刑事告訴すると明らかにした。
フラマン氏は、13歳だった1987年夏に写真家(名前は公表していないが、デイビッド・ハミルトン氏とされる)から性被害を受けたと告白する自著を2016年に刊行していた。
フラマン氏はブリュエル氏との関係について、16歳だった1991年にブリュエル氏(当時31歳)の自宅に招かれ、供された紅茶を飲んだところ、気分が悪くなり意識を失ったとし、気がついたらベッドに横たわっていて、自身の着衣を、ブリュエル氏が整え直しているところだったと説明。
現行法令では、時効があり提訴が受け入れられる可能性が低いが、性犯罪を繰り返し行っている場合には時効期間が延長される規定もあり、法令の改正を訴えつつ、他の被害者にも名乗り出る勇気を持ってほしいという願いを込めて、提訴を決意したとも説明している。
ブリュエル氏は17日にSNS上で発表したコメントの中で、フラマン氏とは短期間の関係を持ったと認めた上で、暴力や強制、狡猾ややり方は一切用いていないとし、強姦や薬物の使用はなかった、とも説明した。
ブリュエル氏を巡っては、この数週間で30人程度の女性の証言が報じられており、逆風は強い。
芸能活動への反対運動も始まっているが、ブリュエル氏側は、予定されているツアーの中止など自粛は一切考えていないと説明している。
