リブレA資金、5月にも大幅な流出超
6月24日発表の公式統計によると、リブレA(利息非課税の貯蓄口座)資金は5月に6億3000万ユーロの流出超を記録した。
5月は例年、貯蓄資金が純増を記録する時期に当たるが、今年は2月1日付で利回りが1.5%まで引き下げられたことも影響して、大幅な純減が続いている。
1-5月期の累計では50億ユーロの流出超と、過去最大の純減幅を記録した。利回り低下を受けて、余裕のある家計はより利回りが大きい生保や積立年金に資金を移動させているものと考えられる。
その一方で、余裕のない家計は、燃料価格高騰などに対応するため貯蓄を取り崩す動きを進めており、これら両面の動きからリブレA資金が削られている。当座口座の残高が膨れ上がる状況もみられ、4月末時点の残高は120億ユーロと、1ヵ月前の30億ユーロと比べて大きく増えている。
リブレAと同様の性質の貯蓄口座LDDSも5月には1億4000万ユーロの流出超を記録。開設に所得制限があるLEPも3000万ユーロの流出超を記録した。
リブレA及びLDDSの残高は6100億ユーロ、LEPの残高は836億ユーロとなった。
