CCIJF – 在仏日本商工会議所

MBDAとFly-R、アラブ首長国連邦アブダビでドローンを量産へ

MBDA(ミサイル)とFly-R(ドローン)の仏2社が、アラブ首長国連邦アブダビで「R2-120 Raijin」ドローンを量産する。
この契約は、仏ダッソー社製ラファール戦闘機80機をアブダビが調達する契約に付帯する形で結ばれた。
紛争でイランの標的となったアブダビがドローンの備えを強化する。
生産はMBDAのアブダビ拠点と現地のスタッフの協力を得て行われる。
ドローンはFly-Rが開発。生産規模は公表されていないが、Fly-Rによると「年間数千機」が製造される見込み。
「R2-100 Raijin」は全長1.20メートル、45分間の連続飛行が可能で、航続距離は50km。
2kgまでの積載能力を持ち、最高速度は時速270km。
これは、競合する米AeroVironmentのSwitchblade 300と比べると、すべての面で優れている。
特に速度は後者が時速160km、航続距離も30kmで、運用面で優位性は高い。海上で高速小型艦に攻撃されるような局面では、高価なミサイルで反撃することはできず、自爆型の運用ができて、安価・高速なこのドローンの利益は大きい。
米国製ドローンの「リーパー」と比べると、性能は2割欠けだが価格は4分の1だという。
アブダビでの評価を足場に国際的な売り込みも狙う。