観戦記

コンディション不良のため1月19日より延期された今年度第１回目の106回大会が、2月3日APREMONTにて開催されました。

当日朝は、会場に近づくにつれ周辺の景色が白模様に変わり、また練習場は勿論、FWも白一色、気温も氷点下という中で初出場の日産ルノーの大伴氏を含め、23名の参加者が参加され、事故もなく無事全員ホール・アウトできました。

優勝者ご本人の弁にもあった通り、当日はいつものカップより若干大きめに感じる幾つかのホールもありましたが、特にグリーン回りのアプローチが難しく、技術を要求されるコンディションの中で見事優勝されましたのは、このところ僅かの差で優勝を逃し続けていた吉川OECD大使でした。本年中にもう一度優勝カップを手にするようない勢いです。そのための準備なのか、受賞した優勝カップはご自宅で磨き直す、とのコメントがありました。上位の入賞者の方々は、以下の通りです。

優勝：吉川大使（NET:69）,2位：P.Richeuxさん（同：70）、3位：利根川さん（同：72）、4位：木田さん（同：72）。べスグロ：OUT38（大岩さん、成田さん、片川さん）、IN 37(大岩さん)　でした。

今回もカシオ・フランス、宝酒造、日通フランス、伊藤忠フランス、カデラス・マルタン、資生堂、ヴァンパッション、十時や、ＫＰＭＧ、東京海上　(敬称、順不同とさせて頂きました）の各社より賞品をご提供頂きました。ありがとうございます。

また、今回より採用された昼食のカレーを準備頂いたアップルモンゴルフ場の石川さん、他スタッフの方々、在仏商工会議所・事務局の皆様、裏方の世話役の方々、スコア集計をやってくださる長瀬さん、何時もながらありがとうございました。

106回幹事役（北川、宮田、太田）

優勝者リレーエッセイ

　２月３日に開催された大会で、グロス８４、ネット６９の成績で初優勝できました。ありがとうございます。特に、同伴頂いたPhilippe Richeux、北川正英両氏に感謝します。

　パリ日本人社会の二大タイトルのうち、日本人会ゴルフ大会ではすでに優勝させて頂いたので、今回ＡＳＩＳ回のトロフィーに名前を残すことができ、光栄かつ嬉しいです。

　敢えて勝因を挙げると、当日の寒さでしょう。Neuillyの自宅を出る時には気温は零度、アップルモーンに到着すると一面真っ白で氷点下４度でした。１８ホール中最後の２ホールを除き冬グリーンでしたので、下手なパターをやめて７番で転がすことにしたところ、これが結果につながりました。アプローチとパッティングのない競技を「ゴルフ」と呼べるのかと言う方もおられるでしょうが、これも「ＡＳ ＩＳ」ということで御了解下さい。

　一緒に回ったRicheux氏について一言。Philippeは、当日アウトは４５と好調でしたので、優勝かと思われる勢いでした。残念ながらインで伸び悩み、ネット７０、第二位に終わったのは惜しかったです。Philippeと競ったことも、勝因の一つだと思います。

　今回の優勝でハンディも８になり、上位に食い込めるのは、冬グリーンになる今年の冬まで待たないといけないでしょう。春からは、飛び賞を狙って参加しますので、引続きよろしくお願いします。

ＯＥＣＤ日本政府代表部
吉川　元偉