観戦記

今回は会場をGolf de Raray に移しての熱戦となりました。当日は高速道路の出口工事があり、手前の出口で高速をおりるものの、運悪く、Rarayへの道路が交通事故の後処理で閉鎖されており、ずっと先までいって戻ってくるという迂回措置となり、集合時間ぎりぎりとなる逼迫した状況でした。コースについてみたら、『開聞待ち』で多数の参加者が長時間待たされたり、開場してからも照明のない化粧室と、どうも不具合が続きまして雲行きの怪しい109回の開始となりました。

スタートしてからは一転、初夏を思わせる暖かい好天に恵まれ熱戦が繰り広げられました。

結果は、パリにご赴任されて日も浅い日本大使館　津川さん、3回目の参加で初優勝とスピード優勝を飾られました。

一般論ですが、幹事を兼務されると幹事疲れでスコアーを乱される方が多い中、外交交渉で百戦錬磨の経験からか、幹事のハンデイキャップを克服され晴れやかな勝利を飾られました。

109回幹事　トランスユーロ　西川

優勝者リレーエッセイ

「昨年10月末にパリに赴任し、さっそく世話役人の方々からお誘いをいただき、入会いたしました。

今年に入ってから公私ともにいくつかアクシデントがあり、アズイズ会に出られませんでしたが、今回今年初参加、アズイズ会への参加累計三回目にして初優勝できたことは、たいへん光栄でありがたいことと思っています。

当 日は後半インコースに入ってからティーショットが乱れてしまい、「暫定球を打たずに進んでロストボール」という競技続行不可能、途中棄権の危機を何度も覚 悟しましたが、同じ組で回った三人のパートナーとともに、お互いにボールを探しながら頑張って進んだ結果、何とか毎回自力で自球をみつけることができまし たし、リカバリーショットが偶々すべてうまくいったという幸運もあったと思います。そういう意味でこれは、自分だけでなくてベストパートナーの皆様と一緒 に勝ち得たものと考えており、深く感謝しております。またゴルフは最後まで楽観しても諦めても駄目で、常に平常心で自分自身のプレーに徹することが重要と いうことが改めて身にしみて理解できました。

これを契機として、いっそう精進していきたいと考えています。

また、今後はできるだけ都合をつけて毎回参加していきたいと考えていますので、引き続きアズイズ会の同僚の皆様、よろしくお願い申し上げます。

ありがとうございました。　

津川貴久