優勝者リレーエッセイ

アズイズ会への参加は、５月の１１１回大会からになりますが、今回が５度目でした。毎回、錚々たる顔触れが揃 うメンバーの方々とプレーし、緊張の余り本来の自分のプレーが出来ずスコアを大きく崩してしまうこともある一方で、一打一打を真剣勝負で取り組む上級者の方々と同じフィールドでプレー出来るアズイズ会は、ゴルフ好きの私にとってもあらためてゴルフの醍醐味を与えてくれるものでした。

 今回は、幸運にも優勝することが出来ました。こんなに早く優勝できるとは夢にも思いませんでした。沢山頂いていたHCのお陰もありますが、やはり同組でプレーをご一緒にさせて頂いた飯田さんと小川さんと楽しく18ホールをまわらせてもらったことにつきます。飯田さんと小川さんが、１２番で仲良くバーデーを取り、それに刺激してもらったかのように１４番で１０メートルのロングパットを決めてバーディーを決めました。これがア ズイズ会での記念すべき最初のバーディーとなり、優勝へのスイッチが入ってしまったのではないかと思っております。終わってみれば、飯田さんはインのべスグロ、小川さんは、１２番ショートのニアピンをゲットし、べストパートナー賞にふさわしいご活躍をされました。スタート時は体が凍えるほど寒いなかグリップが緩みがちになり、後半は強い風の中、番手を選択するのに苦労するほど難しいコンディションのもと、最後まで気持ちを切らさず我慢我慢のゴルフができたのかなと思っています。

表彰式では、由緒ある優勝カップを抱えた瞬間、とてつもないカップの重さを実感しました。嬉しい反面これが伝統の重みだなあと身の引き締まる思いでした。

実は私はパリに赴任する以前に2000年から2005年まで5年間タイのバンコクに駐在しておりました。そこで、ゴルフを始め、ゴルフに嵌り、かの地でもタイ国日本人会ゴルフ部というものがあり、そこのメンバーとなり、毎月月例競技会に参加して一喜一憂しながら親睦を深めていた時期もありましたが、このフランスのパリにおいても、再びゴルフの厳しさや楽しさ再認識する機会をもてたことに感謝し、これからもメンバーの方々と楽しく交流をさせて頂きたいと思っております。

最後になりましたが、１１５回大会の幹事を務めて下さった浦田様、森田様、橋山様、アズイズ会世話役の皆様はじめご参加の皆様、有難うございました。今後もアズイズ会に積極的に参加させていただきますのでよろしくお願いいたします。