• 観戦記／

第91回大会幹事

• 優勝者リレーエッセイ／中島　格志（伊藤忠フランス会社）

10月8日に行われました第91回アズイズ会におきまして、思いもかけず優勝することが出来、大変うれしく思っております。アズイズ会には2009年4月から参加しておりますが、念願の初優勝でしたのでその喜びもひとしおです。

当日の天候は曇り、気温は14度、その前の週末の気温が30度近かったので、この時期本来の天候に戻ったとは言うものの、肌寒さに微妙な違和感を感じながらのプレーでした。パートナーは青木様、伊藤（恵）様、田中様と多士済々の皆さんで、ナイスショットを放った時は(あるいは時にはナイスショットでない時も)朗らかな掛け声が絶えず、最後まで愉快にゴルフを楽しむことが出来ました。楽しくにぎやかな中にも最後まで適度な緊張感を保つことが出来たのも、皆様のおかげと改めて感謝申し上げます。

アズイズ会の参加を始めた頃には、そこそこよい成績と自分では思っていたものが2位、3位を繰り返す結果となり、いつしかハンディキャップも減って、ここ一年はまったく優勝とは縁遠い成績でした。今回も実はたいした成績ではないと思っていたのですが、ゴルフとは不思議なものです。特に長いパットが入ったとか、グリーンの外から打ったのがカップ・インしたとかいうようなことはなく、でも大たたきはせずに平凡ながらまずまずのスコアで上がった、というのが実感です。結果は2位の伊藤（康）様とは一打差だったので、あきらめたり切れたりしなければ時にはいいことがあるものだということを、今回は学んだような気がします。

アズイズ会の常連の皆様には、本当にゴルフのお上手な方がたくさんいるなぁと、いつも感心していますが、ゴルフ以外にも各方面でご活躍されている方ばかりなので、私にとってはフランスで生きる知恵やいろいろな情報をいただける場でもあります。これからも積極的に参加して、あわよくば二度目の優勝を狙いたいと思います。

いつもこの回を盛り上げるために賞品を協賛いただいている企業の皆様に、改めて御礼を申し上げます。また幹事の皆様どうもありがとうございました。

ところで、今回のラウンドでは技術的に得るものが一つありました。でも、次回プレーをしたら、きっとまたわからなくなっていると思うので、それはここでは書かないでおきます。開眼したと思ったらわからなくなり、また試行錯誤を繰り返す、いつまでも同じことの繰り返しですが、それこそがゴルフの醍醐味なのですから。