CCIJF – 在仏日本商工会議所

CMA CGM、大型コンテナ船「ノートルダム」の命名式を挙行

仏海運大手CMA CGMは7月2日、大型コンテナ船「ノートルダム」の命名式をルアーブル港で挙行した。
地元ルアーブル市のフィリップ市長(大統領選挙への出馬を予定)、マクロン大統領のブリジット夫人らも列席した。
ノートルダムは、CMA CGMが発注した大型コンテナ船10隻のうちの最初の1隻。 
中国の揚子江船業(Yangzijiang Shipbuilding)が建造した。全長400メートル、全高は78メートルで、ノートルダム寺院よりも高い。
2万4000TEUコンテナ積載能力を備える。
乗組員は30人。LNG燃料で稼働する船舶としては世界最大級という。
CMA CGMのロドルフ・サーデCEOは、2006年に制定の「RIF」と呼ばれるフランスの国際船舶登録制度とそれに付帯する税制優遇制度の維持をマクロン大統領に働きかけ、2025年11月に、新造船の旗国をフランスにすると約束。その約束に沿って今回の命名式の挙行に至った。
海運分野においても国家主権の確保を望むマクロン大統領の意向に寄り添った選択でもある。
10隻の新造船は欧州・アジア航路に就航し、アジア向けには、食料品や医薬品、化粧品・香水が主な積荷となる。
その縁もあり、クリスチャン・ディオール・クチュール(LVMH傘下)のデルフィーヌ・アルノー社長が命名式で名付け親を務めた。
9月に命名式を予定する2隻目の姉妹船も、フランスの歴史的建造物にちなんで「パンテオン」と命名される予定。