CCIJF – 在仏日本商工会議所

ゲームのように操船可能なカタマラン「Iziboat」

仏Ecosy Boatingは、二胴船(カタマラン)をゲーム感覚で容易に操縦できる新型ボート「Iziboat」と開発した。
波の少ないリゾート地向けに売り込む。
Iziboatの開発には25年近くを要した。
カタマランのようなヨットの場合、進行に応じて操船者が体重移動で船体のバランスを確保したり、帆の位置を変える際には移動する横木を避けたりと、のんびりしてはいられない。
Iziboatでは、足漕ぎボートのような感覚で、デッキチェアのようにゆったりした椅子に座ったまま、まったくの初心者にも操船可能とした。
操船はゲームのようなジョイスティック型のコントローラーで行う。
Iziboatは総重量が152kg。
最高速度は14ノット。収納可能なタイヤがついており、陸上からの進水や陸上への引き上げも容易に行える。
10分程度のチュートリアルで誰でも操船ができる。
ヨット操船の心得のある人は1%程度といい、圧倒的多数の初心者に「渚を滑るディンキー」のような感覚を味わってもらうことを目指して、Iziboatは開発された。
ただ、波の荒い海での利用には適さず、利用可能な場所はある程度絞られる。
Ecosy Boatingは、赤道に近く、ラグーンに位置するマリンリゾート施設4500ヵ所程度を潜在的な需要家としてリストアップ。
天候条件により、年間に130-240日の稼働が可能としており、年間リース契約で、1日につき1隻が2回稼働のペースにて、70%の粗利益率を顧客は確保できると説明している。
製品は組み立て可能なキットの形で供給され、4年分の消耗部品や説明書、20分のチュートリアルビデオなどをセットにして提供する。
インストラクターなどが不要で、顧客企業は人件費を節約することができるという。