昨冬にフランスは世界最大のスキー国に復帰
仏スキー場の業界団体DSFが9月23日に発表した集計によると、フランスのスキー場は昨冬(2025-26年)のシーズンに延べ5610万泊の宿泊実績を記録した。
前年比で2.4%の増加を記録し、11年ぶりに世界最大のスキー国に復帰した。
昨シーズンには、オーストリアが5370万泊、米国が5260万泊となり、フランスが両国を抑えてトップに立った。
これら3ヵ国は長らくトップ3の常連だが、2024-25年の冬季には米国がトップで、フランスが最後にトップとなったのは2014-15年に遡る。
フランスの実績に限ると、昨冬のシーズンは、2008-09年と2012-13年に次ぐ歴代3番目の好成績となった。
昨シーズンの好業績は気象条件に負うところが大きい。
11月末に早くから降雪があり、多くのスキー場で、クリスマス期の集客の最大化につながる好条件が揃った。
その後の日照が良好であったことも、雪が長く残く結果を招き、春季休暇まで営業を継続できた。
春季休暇の客足は前年比で3%の増加を記録した。
全体として、アルプス山脈とピレネー山脈のスキー場が特に好調だったが、これは、高度が高く、温暖化の影響が小さいことによる。
中央山脈、ジュラ地方、ボージュ地方では積雪の状況にばらつきがあった。
高度が低めのスキー場が生き残りをかけて多角化などの取り組みを迫られている状況に変わりはない。
