CCIJF – 在仏日本商工会議所

エアバス、Scalewayのクラウドサービスを選択

エアバスは7月16日、クラウドサービス業者としてScaleway(仏イリアッド傘下)を選定した。
重要アプリケーションとデータを委ねる主権クラウド業者として選定した。
長期的な契約を締結してサービスを利用する。契約額は公表されていない。
エアバスは去る1月に入札を開始。
合計で10社が応札し、その中からScalewayが選ばれた。
米国のクラウド法により、いわゆる「キルスイッチ」の発動で重要機能が即時に使用不可になるリスクが生じており、これを回避するため、欧州域内に基盤を持つ事業者の主権クラウドに切り替える動きが進んでいる。
エアバスは、データとアプリケーションに関して絶対的かつ完全な統制を確保できると説明している。
エアバスはこの契約の下で、第1フェーズとして、18ヵ月から24ヵ月以内に、現在は内製サーバー上に展開されている900程度の重要アプリケーションのうち70件をScalewayの欧州域内のサーバーに順次移管する。
エアバスはAI分野でも仏ミストラルAIと最近に提携を結び、デジタル主権の強化を進めている。
Scalewayは、LVMH(高級ブランド)など大手企業やミストラルAIから契約を得ている。
仏政府からも、保健データ「ヘルスデータハブ」の事業を請け負っている。