CCIJF – 在仏日本商工会議所

BPCE銀行、スペインのサバデル銀行の7%株式を取得

仏BPCE銀行は10月6日、スペインのサバデル銀行の7%株式を取得すると発表した。
12億ユーロ程度を投資する。サバデル銀行の同意を得て友好的に株式を取得する。
発表を歓迎して、サバデル銀行の株価は同日の取引中に3%の上昇を記録した。
BPCE銀行はサバデルに取締役を派遣することを希望している。
それには、欧州中銀(ECB)など当局の許可が必要になる。BPCEはまた、9.9%を超えてサバデルの株式を買い進めないことも約束した。
BPCE銀行は現在、スペイン事業で2億ユーロ程度の年商を達成している。
投資銀行子会社ナティクシスの関連事業が主となっている。サバデル銀行の協力を得て、スペインにおける販売力を強化したい考えで、設備投資ファイナンス、消費ローン、投資銀行業などで事業機会の拡大を目指す。
サバデルが法人顧客に強いことも好都合になる。
また、両行の顧客にそれぞれクロスボーダー取引を提供する上でも提携は有利になる。
サバデルは昨年夏に、同国競合BBVAの買収提案を退けたばかりで、敵対的買収への備えを固める必要があった。BPCEの少数出資を得て、株主層の安定化を図ることができる。
BPCEの方は、ナミアスCEOの就任以来、成長力を国際事業に求める戦略を展開しており、規模の大きい投資案件は、ドイツで強い設備財リースのSGEFの買収(11億ユーロ)、ポルトガル第4位銀行のNovo Bancoの買収(67億ユーロ)に続いて3件目となる。