Flying Whales、9000万ユーロの資金調達を完了:CMA CGMが初出資
輸送用の大型飛行船を開発する仏Flying Whalesはこのほど、9000万ユーロの資金調達を終えたと発表した。
今回新たに、仏海運大手CMA CGMが、グリーンエネルギー向け投資の傘下ファンド「Pulse」を通じて株主に加わった。
このほかに数社が初めて出資、既存株主(BPIフランス、ADP、ブイグ、エアリキード、ヌーベルアキテーヌ地域圏)にも増資引き受けの権利が与えられた。
資金調達は5月の時点で完了していたという。
創業以来の調達額はこれで4億ユーロに達した。
同社は、ボルドー北方のラリュスカード市に拠点を開設。
ここに、全長250メートルの建屋2棟を建設して飛行船の組み立てに当たることになっている。
計画は当初予定に比べて遅れているが、今回調達した資金で、製造に向けた道筋をつける。
飛行船は全長200メートル余りで、積載能力は60トン。ヘリウムガスにより浮力を得て、モーターにより推進力を得る。
グリーンな輸送手段となる。2028年末の初飛行を予定する。
通常の輸送手段ではアクセスが難しい地点への物資の輸送が可能であることを売り物とし、上空で停止したまま荷下ろしを行える点も強みとなる。
